私たち大人が子どものころに受けてきた教育、指導が今と比べてどのように変化してきたかを考えてみたいと思います。
大まかに分類すると、次の3つになります。
①以前の指導が明らかにまちがっていたパターン
すぐに理解できるのは「練習中に水を飲むな」という指導です。今、この指導をすると犯罪者扱いされちゃいます。
②以前の指導が、より進化しているパターン
同じことをやらせるとき、指導者が一から十まですべてを牛耳るのではなく、子どもに考える余裕を与えて、最終的に子ども自身に判断させていく方が、より伸びて行きます。
③昔も今も、これからも変わらないパターン
基本の重要性、反復の大切さを大人が正しく理解して、妥協しないこと。これは大人が勇気をもって、子どもにやらせないといけません。
・・・
以上の点から、これからの子どもの指導について明確になることが2つ挙げられます。
⒈大人である私たちが受けてきた指導が絶対だと思わずに、もっとよい方法はないかと考え続けること。
⒉高い目標達成には根性練習、根性勉強も有効な方法になりますが、それをやらせる前に子どもにその必要性を説明して、納得させてからスタートすれば、子どもは信頼して前に進んでくれます。
【おかあさん、深呼吸しましょう 第197回】
シティーメイト2022.9月号掲載
2022-09-07 21:32:28
教育コラム一覧
| コメント(0)