あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
今回、子どもを指導する立場からお話ししたいと思います。受験勉強だけでなく、何事にも通じることですが、子どもには基本から応用まで、合理的に、科学的に、そして計画的に教えなければなりません。
そして、その伝達方法が子どもにとって「わかりやすい」「納得できる」「正しい」かどうかがポイントになります。
個人的には、自分の知識、経験だけでは不十分なので、いろんな分野の指導者からお話しをうかがうように努めています。
そのなかで、共通している指導法があります。それは「根性練習(勉強)は必要」という考えです。ひと昔前の「しごき」とは異なります。前もっての説明も必要です。ただ「勝ちたかったら乗り越えろ」という指導は必須条件です。子どもの能力、目標などによって差異はありますが、妥協したり、甘やかしたりするのは正しくありません。
「やればできる」と励ます前に実際に「やらせる」ことです。
そして「これを乗り越えると、必ず次のレベルに到達できる」ということを理解させます。
受験生のみなさんにとっては、それが今だと思うのです。逃げずに正々堂々と努力すれば、結果とは別に得るものはたくさんあります。どうか、がんばって進んでいってください。
【おかあさん、深呼吸しましょう 第189回】
シティーメイト2022.01月号掲載
2022-01-12 17:14:16
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