受験生、ご家族の方にとってはつらい時期ですが、乗り越えてくださいませ。
進路選択にあったて目標が見つかった生徒さんは、その目標達成のため最善を尽くしてください。
さて、今回は勉強にどうしても気持ちが入らない方、進路に迷いのある方へのアドバイスをしたいと思います。
中3国語の入試教材に、そのひとつの正解を見つけましたので引用いたします。
※※※原田康子著「風の砦」より※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
-江戸後期、二人の少年の会話です。-
「ああいう退屈な学問がおもしろいのか」
「おもしろくはない」
「では、なぜ学ぶ」
「そうだな、おもしろくはないが、今におもしろいものにぶつかりそうな気がする。なにか新しい、おもしろいものにきっとぶつかる。だから学ぶ」
「うむ、そういうことであればおれにもわかる」
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受験勉強というフレーズにしばられると、どうしても進めなくなることがあります。
この会話は学問の本質を語っています。
将来、かならず自分のやりたいこと、やるべきことに出会います。そのとき「努力をすれば到達できそうだ」という位置にいられるよう、その準備だけは絶対におこたらないようにしておいてください。
【おかあさん、深呼吸しましょう 第225回】
シティーメイト2025.1月号掲載
2025-01-23 17:26:03
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