あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
今回は「経験値を高めるための受験」をテーマに述べたいと思います。
たくさん努力して、頭の中にたたきこんでも、経験しないと乗り越えられないことに、これからどんどん出会います。
「初めて甲子園の打席に立つ高校生ってどんな気持ちだろう?」
「困難なオペに立ち向かうお医者さんの心の状態は?」
「今日から一人で営業に行く社員さんの緊張は?」
お母さんにも心臓が止まりそうだった思い出がきっとあるはずです。私は教育実習で初めて40人の生徒の視線を受けたとき死にかけました。
しかし、経験を重ねることで克服できたことが、今では実力となって次のレベルに進めるようになりました。
経験を積み重ねるという観点で「受験」を考えれば、それは絶対に必要なことであり、安易な妥協をすべきではないと思っています。
何日も前から、その日のために準備をして真剣勝負をする、ということを若いうちに経験させたいのです。
緊張するなと言っても緊張するし、ミスをするなと言ってもミスします。
ただ、合否という結果とは別に「困難なことに果敢にチャレンジした」という経験が必ず自分の将来に役に立つ、ということを子どもに教えておくべきだったと考えています。
宮武先生のコラム 第2作が完成!
アマゾン電子書籍 または
宮脇書店(神戸北店)にて発売中
【おかあさん、深呼吸しましょう 第213回】
シティーメイト2024.1月号掲載
2024-01-11 20:45:05
教育コラム一覧
| コメント(0)