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小学校3年生~中学校3年生を対象とした学習塾です。中学受験・高校受験などの対策はもちろん、基礎学力を伸ばすカリキュラムで日々の学習をサポートいたします。

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「子育て」がつらいと感じたとき、ほんの少しだけ視点を変えて、おもいっきり深呼吸。「教育の主人公は子どもである」というごく一般的な視点を変え、「子育ての主役お母さん」に向けたコラムです。

     
   


2023年8月より、「お母さん、お父さん 深呼吸しましょう」を
出版いたしました。Amazon電子書籍版も発売中です。

 

 

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子どもに「存在証明」を

子どもに「存在証明」を

 これまで「子どもの将来に対して何をすべきか」をテーマにいくつかご紹介しましたが、今回は「子どもの今、に対して何をすべきか」を書きたいと思います。
 学習塾に求められることは  「成績の向上」「志望校への合格」です。では、その目標達成のため一直線に…となると、やはりむずかしいと思うのです。それに先立って、あるいは並行して未成熟な子どもの 「心」の部分をある程度安定させておくことが必要となります。
 具体的には、教室という空間において「勉強がよくわかる」に加えて「先生にほめてもらえる、しかられる、認めてもらえる」「友だちに会える、助けてもらえる、助けてあげる」のような気持ちにさせることです。
 「自分はこの場にいることに価値がある」「この場にいることを許されている」と思ってくれたらオーケーです。すなわち「ここには自分の存在証明がある」という感覚です。
 これは学校や家庭でも同様です。また、人数が多い方がよいとか、一人はいけないという考え方とも異なります。
 さらに、子どもの心の状態は様々なので「ほめればよい」 「話しかければよい」ということでもありません。(むずかしいです) 
 ただ、子どもにとってそのようなスペースがいくつかあるのが理想ですが、一か所でも大丈夫です。そして、この反対の概念が「無視する」「排除する」となりますが、これは絶対に避けてほしいと思うのです。


【おかあさん、深呼吸しましょう 第207回】
シティーメイト2023.07月号掲載

2023-07-16 18:34:52

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