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小学校3年生~中学校3年生を対象とした学習塾です。中学受験・高校受験などの対策はもちろん、基礎学力を伸ばすカリキュラムで日々の学習をサポートいたします。

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「子育て」がつらいと感じたとき、ほんの少しだけ視点を変えて、おもいっきり深呼吸。「教育の主人公は子どもである」というごく一般的な視点を変え、「子育ての主役お母さん」に向けたコラムです。

 

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教育コラム

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コロナのために子どもが失ったもの

コロナ禍において子どもが失った大切なものについて考えてみます。
学習機会の減少については、多くの方の努力で少しずつ克服できています。
次に、その学習時間確保のために削られたものを考えてみてください。
修学旅行、自然学校、部活動、体育大会、文化祭などなど、
子どもが楽しみにしている行事が削られています。
安全性の面からも仕方ないと思います。

学習面以外に、子どもの成長に大切な要素は、人間関係(=コミュニケーション)の構築にあります。
その場は教室、部活動、行事などであり、様々なことを学びます。
友だちとの会話など、単純なことがその日、その日の楽しみであることは間違いありません。
マスク越しで、距離をとってしか会話ができないというだけで相当なストレスを受けています。

大人はどうしても学習面の遅れを心配、強調してしまいます。(学習塾も同じ立場です)
ただ、広域に考えると、本来楽しいはずのものが減り、
経験するべき機会を失っていることも事実です。

さらに、行動にも多くの制約を今も受けています。
心身の不調に悩んでいる生徒さんはいつもの年より明らかに多くおられます。
そのような状況でも、子どもは精一杯がんばっているということを、
大人は頭の中に入れておくべきだと強く思います。
 


【おかあさん、深呼吸しましょう 第176回】
シティーメイト2020.12月号掲載

2020-12-02 16:53:55

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それをちゃんと教えたのか

弱小校をのちに甲子園に導いた監督のはなしです。
強豪校から転任して、野球の指導に当たっていたのですが、思いあまって校長に訴えました。
「あいつら練習前のライン引きすらやっていない。困ったもんです。」
すると校長が「君はそれをちゃんと教えたんか?」
「それぐらい当たり前のことでしょう」
「以前の学校では当たり前だったかも知れない。でも彼らはそれを誰からも教わっていないんだ。
そこから教えるのが君の仕事だ。よろしく頼む」
~~~~~

この話は私にとって貴重な教訓となりました。
日々、子どもたちと接していると
「これぐらい知っとけよ」「この前教えたやろ」といういら立ちはひんぱんにあります。
同時に「それをちゃんと教えたのか」「教えたとしても、脳ミソにしみ込むまで教えきったのか」
という考えもよぎります。

お母さんも同じような気持ちになったことが多々あると思います。
優秀な子どもは、一度でほぼ理解します。
しかし、現実はそんなに簡単にはいきません。

「考える力」が今後求められていきますが、
その土台となる知識はくり返し、くり返し、ねばり強く教えていくのが大人の責任だと思うのです。



【おかあさん、深呼吸しましょう 第175回】
シティーメイト2020.11月号掲載
 

2020-11-04 18:47:44

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子供の成長は直線ではなく、階段グラフ

子どもだけでなく、大人にも当てはまることです。
ひとつのことをやりはじめたとき、少し努力すれば、それに見合った成果を得られます。

ところが、努力を続けていってもピタッと結果が出なくなることがよくあります。
これは当初の課題は初歩的なことなので、達成することは困難ではないからであり、
次第にレベルが上がっていくと、同じ量の努力では届かなくなるからです。
これはスポーツや芸術の分野などにも言えることです。

しかし、子どもの頭の中には「少しの努力で結果が出る」という成功体験がインプットされているので、
本当の困難に出会ったときに、メンタルがもたずに挫折感だけが強調されてしまいます。(若いうちの挫折も必要なことです)

私も見習わなければならないのですが、優秀な指導者は
「人間の成長というのは、数学の比例線のように右上がりの直線ではなく、何度も止まってそれから伸びる」
ということを理解されています。
いわゆる階段を上がるようなグラフのイメージです。

その見極めは容易ではないのですが、努力できている子どもに対して、
「成果が見えるようになるには一定の時間を要します。少しの努力で報われる競争に大した価値はありません」
と言い切る指導が有効になります。
ただし、努力の方法を間違えている子ども、さぼっている子どもには、直ちに別の指導が必要になります。



【おかあさん、深呼吸しましょう 第174回】
シティーメイト2020.10月号掲載

2020-10-07 19:44:05

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今日、自己ベストを出す

秋です。高校入試まであと半年です。早いです。

毎年感じるのですが、順調に受験勉強を進めている生徒さんは少数であり、
多くの方は悩んで、止まって、また悩んで…です。
気持ちはあるのですが、前に進むことができていません。
今回、そのような状況を打破するためのひとつの方法を示したいと思います。

「今日、自己ベストを出す」と決めてください。(絶対『今日』です)
勉強に関することなら、目標設定は自由です。
〇深夜2時まで勉強する。
〇1時間で単語を20個、完全に覚える。
〇方程式をミスなく、連続10問正解する。
…など、シンプルで分かりやすい方がよいです。

そして、実際やってみると、自分にとって未知の領域であっても、
少しがんばれば到達できることが理解できるようになります。
単純な自己ベストですが、連続して突破していくと、勉強量、集中力とも格段に伸びていきます。
今まで、できなかったことができるようになると、このペースが基準になり、次のゾーンに突入します。

この方法が絶対ではないのですが、少し工夫をすれば確実に前へ出られるということを覚えてください。
自分の努力に自信をもつことができれば十分です。



【おかあさん、深呼吸しましょう 第173回】
シティーメイト2020.09月号掲載
 

2020-09-09 20:37:14

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目標、意識の低い勉強は改めること

7月の期末考査の前、生徒さんに次のような話しをしました。
①範囲の限られた定期考査は全て暗記科目だと思ってください。
  たとえば数学でも新しい解き方、出題パターンはそれほど多くはありません。
   問題文や図、数式を見ただけで解き方が浮かんでくるぐらい問題を解きなさい。
  暗記に持ち込んでしまえば、まちがいなく点数は上がります。

②次のテストは百点を狙いなさい。そのためには細部まで徹底した勉強が必要になります。
  落ち着いてやれば百点を取れるという状態まで仕上げることが重要です。
  はじめから八十点を目標にすると、どうしても取り組みが雑になります。
  戦う前から二十点を捨てるような勉強では隙だらけになります。
  そんな気持ちで満足して、当日を迎えたら、必ずえらい目に遭います。

③テストがもどってきたとき、
  「ミスがなければ八十点は取れたのに」という言い訳はしないこと。ミスも実力です。
  今の点数が実力であって、八十点が実力ではありません。
  そんな言い訳をくり返している限り、次のステップに進めません。

はじめのうちは「それは無理です」みたいな表情でしたが、しだいに気持ちが少し前へ向いてくれました。
当たり前ですが、少しの努力で上に立つことはできません。
努力を避けて埋もれてしまうのは、もっと悔しいことです。

短い夏休みですが、条件は同じです。
前へ進みましょう。



【おかあさん、深呼吸しましょう 第172回】
シティーメイト2020.08月号掲載

2020-08-05 19:52:08

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ここから先は応用問題になります

この4か月間、子どもの学習にもたくさんの変化がありました。
個人的には「失われた時間」とか「遅れを取り戻せ」みたいなフレーズで不安を助長させるのは本意ではありません。
むしろ、子どもは何を学び、大人は子どもから何を学んだかを考えるべきだと思うのです。

例えば、ほとんどの子どもが今の兵庫県知事の名前を言えます。(大阪府知事の名前も言えるかと)
そして、子どもなりに政治に関心を持ち、「リーダーに必要な資質とは」と考えています。
これは教室で学ぶより、はるかに効果的です。
また、オンライン授業の可否は別にして「不登校の生徒さんには有効に機能した」ということは、
予測したことではなく、やってみた結果、学んだことになります。
このような事例は本当にたくさんあります。

さて、ここまでに私たちは子どもの教育について、多くの問題を解きました。
そして、ここから先は応用問題になります。
どのように接していけば、子どもが不安をもたずに進んでいけるかを考えていきましょう。

ひとつ、私が生徒さんに伝えていることを書きます。
「今日の授業は、去年の5月半ばにやりました。学校では5月下旬に習います。
現在マイナス1か月です。2ヶ月休んだので、だいぶ詰めています。
順調に行けば8月に追いつきます。入試には全く支障ありません。」
これだけで子どもの表情は和らぎます。


【おかあさん、深呼吸しましょう 第171回】
シティーメイト2020.07月号掲載

2020-07-22 17:20:12

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目の前の子どもが先、カリキュラムはその後ろ

コロナの影響で通常のカリキュラムが消化できない、ということが問題になっています。
そこで「カリキュラムとは何ですか」ということに触れて考えてみたいと思います。

ひと言で表すと「一年間に教えるべき内容と時間数」という感じでよいと思います。
私が中学生だった頃は関係副詞、判別式、解と係数の関係などを学んだ記憶があります。(現在は高校で学習します)
また、個性教育、ゆとり教育など政治や時代の流れによって緩くなったり、厳しくなったりしていきます。
すなわち、教育におけるカリキュラムというのは「変化していくものであり、不動不変ではない」ということです。
今回のような緊急性の高い場合、カリキュラムの消化を優先しすぎると、必ず支障が出ます。

文部科学省が「年度内に教えられない場合、翌年に持ちこしてもよい」
という趣旨の通達を出されたことは救われます。
入学試験にも一定の配慮があることを期待します。

遅れた勉強を取り戻すことは必要です。ただ、今年に関しては子どもにも大人にも全く責任はありません。
すべての人がすでにストレス、不安を抱えています。
子どもの気持ちが少しでも落ち着く仕組みを作ってほしいと思います。

夏休みが短くなって、6時間授業を行って、炎天下で部活の指導をして、
生活指導、進路指導を行って、オンラインの準備を、となると、生徒よりも先生が先に倒れるかもしれません。

 

【おかあさん、深呼吸しましょう 第170回】
シティーメイト2020.06月号掲載

 



 

2020-06-13 17:02:15

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非日常から日常へ

この度のコロナウイルス問題については、全ての方々がつらく、いやな思いをされているはずです。
早く終息の目途がつくことを願います。

そのなかで、日常では経験できない子どもの変化に気づきました。
そのことについて書いてみたいと思います。
 
3月以降、何人かの保護者とも話しをしたのですが、
不登校(気味)の生徒さんの表情が少し明るくなってきました。
それは「一斉休校」という状況によって「学校に行く、行かない」という重圧が軽減されたことが原因と考えます。
次に、送迎ルートを決めるために住宅街を車でまわっていると、親子でジョギングしている姿を多く見かけました。
また、自宅の前で母子でバドミントン、バレーをしている場面にも出会いました。
公園にはまちがいなく普段より多くの子どもがいました。

このような光景は何十年ぶりのことです。
もちろん、いろんな解釈があると思います。
大人にとって不安だらけで大変なときです。

学校ナシ、部活ナシ、習い事ナシという非日常の環境で子どもはどのような反応を示すのか関心があったのですが、
子どもの元気な姿を見て、個人的にはかなり救われた気分になりました。

「子どもは健全である」ことは確認できたので
、これからは日常にもどって「やるべきことは、しっかりやらせる」というのが私の責任かと感じたしだいです。
 

【おかあさん、深呼吸しましょう 第168回】
シティーメイト2020.04月号掲載

2020-04-08 14:26:10

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少し休んで、次の準備をしておきましょう

高校入試を終えて、進路の決まった方、保護者の方、お疲れさまでした。
発表待ちの受験生の方、あと少しだけ待ちましょう。
長い緊張状態から解放された今は、少し休むぐらい差し支えないと思います。
たくさん寝る、友だちとたくさん遊ぶ、などなど。(今年はコロナウイルスの影響で特別ですが)

問題はその次になります。
四月になれば新しい生活が始まります。
高校に入った目的を思い出してみてください。
大学への進学のため、就職の準備のため、資格を取るため、スポーツで活躍するため、など、
たとえ不本意な進学であっても目的が揺らぐことはありません。

ところが、高校入試という壁を越えて、気持ちを緩めすぎると、
次のスタートでつまずいたり、燃え尽き状態に陥ったりします。
昨年から大学受験の指導も行っていますが、多くの生徒さんがこのワナにかかっていました。
スタートが出遅れたために、高校での勉強を追いかけるのに精一杯で、
自分自身の勉強方法を見つける余裕を失っていました。
少しの油断が新しい高校生活を苦しめていたのです。

希望校の合格が人生の成功を約束している訳ではありません。
不本意な進路が人生をダメにする訳でもありません。
どうか次の目標達成のために、一歩前へ進んでおいてください。


【おかあさん、深呼吸しましょう 第167回】
シティーメイト2020.03月号掲載

2020-03-15 19:16:36

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プライドは内に、気持ちは前へ

高校入試、大学入試を控えた方にお伝えしたいことが2つあります。

ひとつは「プライドをもって戦ってください」ということです。
 進路の決め方は目標によって、色々あってよいと思います。
周囲の人たちから様々な指導や助言を受けていると思いますが、
ただ最終判断は自分自身で行ってほしいのです。
ぎりぎりの戦いをするのか、悩んだ末に安全策をとるのかも含めて、
自分で判断することが、今後の自信や責任感へと発展していきます。
どうか他者に責任転嫁しないプライドをもち続けてください。
その気持ちは外に発するものではなく、自分の内側に秘めておくだけで十分です。

もうひとつは「気持ちは前へ向いているか」という確認をしてください。
 入試というのは不安と恐怖心のかたまりみたいなもので、迷ったり、弱気になること自体、何の問題もありません。
ただ、そこから逃げることだけは選ばないでほしいのです。
身近にそういう方もおられるかもしれませんが、逃げて得られるものは何もありません。
精一杯、前を向いて戦って得たものは、結果とは別に、今後の人生の貴重な財産となります。
成功したときの喜びは、誰も奪うことはできません。
どうか、最後までがんばってください。

【おかあさん、深呼吸しましょう 第166回】
シティーメイト2020.02月号掲載

2020-02-04 17:41:35

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